Updated:2020-11-26
海外駐在員などの適応問題、日本国内における外国人労働者の適応問題、難民問題、宗教・民族問題などを多方面から専門的に探求するために1993年7月に「多文化間精神医学会」(Japanese Society of Transcultural Psychiatry)が設立されました。
会期:2023年1月20日(金), 1月21日(土)
テーマ:文化を超える心の癒しと再生
会場:現地開催またはWEB開催
会長:尾関祐二(滋賀医科大学 精神医学講座教授)
副会長:河村奈美子(滋賀医科大学看護学科教授)
事務局長:吉村篤(滋賀医科大学精神医学講座講師)
※ 第29回多文化間精神医学会ホームページをご参照ください。
会期:2021年11月12日(金),13日(土)
【盛況に開催が終了いたしました】
会場:WEB開催
テーマ:ポスト・コロナ時代の異世代間コミュニケーションと多文化共生
大会長:須田史朗(自治医科大学医学部精神医学講座教授)
副会長:大塚公一郎(自治医科大学看護学部教授)
事務局長:岡田剛史(自治医科大学精神医学教室)
※ 第28回多文化間精神医学会ホームページをご参照ください。
世界文化精神医学会(the World Association of Cultural Psychiatry) の第6回の総会がオランダのロッテルダムで開催されます。
WACP 2022| Rotterdam The Netherlands 14 - 17 September 2022
この学会は、世界各国の文化精神医学の主要な研究者からなる学術団体です。学術総会は、3年に1回開催されております。
すでに291人のプレゼンテーション、65のシンポジウムが予定されておりますが、あと、もう少しシンポジウム、発表を増やす計画です。
エビデンスに基づく研究が主流の昨今の精神医学研究の潮流の中で、エビデンスに基づく研究ばかりではこぼれ落ちてしまう問題が多々あるのではないかというコンセプトもこの総会では取り入れられており、必ずしも、エビデンスベーストの研究でなければご発表ができないということはありません。
もちろん、十分エビデンスがある研究も大歓迎ですが、計量化されていない質的研究や考察も歓迎されまています。
こういった形式の学術総会は、最近ではかなり珍しくなっているかもしれません。文化精神医学ならでは、ということかもしれません。ご発表には次の3通りがあります。
1)シンポジウムをコーディネートする
(4名プレゼンターを集めていただく必要があります。)
2)シンポジストとして発表する
(この場合には、他に2名の日本人のプレゼンターが確保されると
実施可能となります。)
3)口演発表を単独で行う。
直接学会事務局にお申し込みいただくこともできますが、大変お手数ですが、ご希望の方は、当方に下記メールにてご連絡いただければ
幸いです。Word 200語程度の抄録とタイトル(仮題で可)をお願いします。
送付先メールアドレスaa@e-heartclinic.com
2022年6月23日
多文化間精神医学会理事 国際委員会委員長
The World Association of Cultural Psychiatry Member of the board of directors
浅井逸郎
第24回多文化間精神医学会学術総会(於・明治学院大学、大会長・阿部裕)におけるリール第2大学 精神医学講座名誉教授のピエール・ドゥリオン(Pierre Delion)先生のご講演(通訳・三脇康生)の記録が、この度、フランスのÉditions d'une出版社より出版されました。
冒頭には、本学会への謝辞が記されています。フランス語の題名は、”Qu'est-ce que la psychothérapie institutionnelle? Conversation avec Yasuo Miwaki” です。
内容はpsychothérapie institutionnelle(今までの既訳は「制度を使う精神療法」などがある)とは何か、institutionという言葉をどう翻訳したらよいかについて、三脇康生との対話という形でご講演いただいたものです。
※ 本著はギリシャ語版も出版されました。
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