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  特集 著者


「こころと文化」第20巻第2号
(2021年9月刊)

巻頭言 コロナとオリンピックから見えてくるもの -弱さの肯定と共有-

特集

国境を跨ぐ巨大惨禍と文化 -東日本大震災からの学びと展望-

特集にあたって

災害精神保健と国際協力 - 1995−2021年-

海外・日本の災害を通じてこころの支援と災害精神医学の発展について

行方不明者家族のあいまいな喪失

原発事故後の女性・男性・専門家 - 福島ダイアログから見えたポジショナリティ・ダイナミクスの報告-

原著論文

精神保健におけるメディエーターの役割
- イタリアの精神科医と心理士の理念に着目して-

書 評

渡辺恒夫著「明日からネットで始める現象学 -夢分析からコミュ障当事者研究まで-」

杉林 稔著「精神科臨床の自由 -記述・暦・病跡学-」

南野奈津子編著「いっしょに考える外国人支援 -関わり・つながり・協働する-」

三脇康生 著「臨床の時間―素の時間と臨床―」

金子 遊 著「光学のエスノグライ―フィールドワーク/映画批評―」

学会ニュース

第25回多文化間精神保健専門アドバイザー資格認定研修会のお知らせ
第28回多文化間精神医学会学術総会のご案内

■投稿規定・執筆要領

■編集後記

野口正行

 

 

鈴木 満,堀 有伸

田中英三郎

高橋 晶

黒川雅代子

安東量子

 

 

彌吉惠子

 

大塚公一郎
大塚公一郎

阿部 裕

堀 有伸
三脇康生


「こころと文化」第20巻第1号
(2021年2月刊)

巻頭言 第28回多文化間精神医学会学術総会開催にあたって

特集

最近の精神疾患の動向と歴史的・社会的・文化的背景

内因性疾患の軽症化という物語は何を我々に考えさせるか

それぞれの時代における自己の機能と解離

我が国においてポリサイキズムは可能か? - 解離性障害における「他者性の問題』 -

解離と場所

統合失調症の「変容」 - Georges Devereuxを再読する-

統合失調症の軽症化について

うつ病の軽症化問題とは何か - 執着性格論の変遷を中心に-

自閉スペクトラムと文化的背景

精神疾患の歴史的・社会的・文化的背景を論じること

原著論文

ムスリムにおけるメンタルヘルス・リテラシーに及ぼす宗教の影響
- 在日経験を有するインドネシア人を対象とした質的検討 -

調査報告

フィリピンにおける精神保健の課題と精神保健法の特徴について





書 評

榊原英輔,田所重紀,東畑開人,鈴木貴之編『心の臨床を哲学する』

内田由紀子 著『これからの幸福について』

ワークショップ

多文化臨床・研究委員会主催 ケースカンファレンス

お知らせ

多文化臨床・研究委員会再編成のお知らせ

■2020年度学会賞(第20回)受賞講演
多文化共生社会への道 - 自然,風土,文化,そしてこころ

■第27 回多文化間精神医学会印象記

■第27 回多文化間精神医学会演題抄録

学会ニュース

第27回多文化間精神医学会総会報告
第28回多文化間精神医学会学術総会の開催概要
 シンポジウム企画および一般演題公募のご案内

■投稿規定・執筆要領

■編集後記

須田史朗

 

 

三脇康生

野間俊一

岡野憲一郎

柴山雅俊

江口重幸

須賀英道

玉田 有

華園 力

大塚公一郎

 

田中志歩
久田 満

 

瑞慶覧紗希
七澤英毅
原田郁大
伊藤寿彦
三好知明
早川達郎

 

狩野祐人

手塚千鶴子

 

田村雄志

 

北中淳子

 

阿部 裕

岡田剛史


「こころと文化」第19巻第2号
(2020年9月刊)

野田文隆先生・五十嵐善雄先生追悼特集に寄せて

特集にあたって

第1部 野田文隆先生 ― 多文化間精神医学のパイオニア ―

Professor Fumitaka(TAKA) Noda a pioneer in bringing changes to Japanese psychiatry
カナダでのトレーニング ― 私たちを支える大きな「手」―
野田文隆先生と多文化間精神医学 ― その足跡と業績をたどり直す
(コラム)野田先生への感謝をこめて

第2部 五十嵐善雄先生 ― 多文化共生社会の支援者 ―

他者の哀しみに寄り添い続けること ― 五十嵐善雄先生の足跡 ―

五十嵐善雄先生と多文化間精神医学

五十嵐善雄先生がたどった道 ― 多文化間精神医学の視点から ―

多文化間精神医学会への五十嵐善雄先生の思い ― 「いいんじゃないですか、やってみたら・・・?」―

(コラム)五十嵐善雄先生との思いで

 

第26回多文化間精神医学会学術総会

特別講演1

文化精神医学考 柳田國男に導かれて

なぜ民俗学か、なぜ柳田國男か?

特別講演2

文化と心理療法 ― 公認と非公認の心理学

東畑開人の出発点を巡って,『美と深層心理学を』から考える

特別講演3

フランスの精神医学を引き付けた日本の精神科医 ― 木村 敏と土居健郎から考える ―

多文化間精神医学の源泉と潜在的可能性 ― 木村 敏、中井久夫、土居健郎、萩野恒一の再考 ―

文化から普遍に至り、もう一度文化に戻ることについての考察 ― 土居健郎を範例に ―

 

桂川修一

 

Soma Ganesan

井上隆志

江口重幸

渡辺暁里

 

五十嵐郁代

西園昌久

阿部 裕
石田まりこ

手塚千鶴子

 

 

岡安祐介

 

 

 

東畑開人

 

 

三脇康生


「こころと文化」第19巻第1号
(2020年2月刊)

精神障害者スポーツと文化

特集にあたって
精神障害者スポーツの国際化

 ――フットボールの推進事例とともに

フットサルの実践における重度の気分障害をもったスポーツ選手のパフォーマンス機能の質的評価

  (Jose López Rodas, Mayre Verde Mez / 訳 阿部 裕)

 

競技性の高い知的障害者スポーツの地域, 国内, 国際組織の活動

米国での障害者スポーツに関する文献的な考察

 ――障害者スポーツの歴史と近年の文献をもとに

中国における精神障害者スポーツの可能性

原著論文

日本人米国駐在員妻の文化変容 ――家族イメージを通して見る

調査報告

西アフリカ・ガンビア共和国におけるメンタルヘルス施策の現状と展望

 

大西 守,阿部 裕

 

田中暢子,森田 航,佐々 毅

Jose López Rodas,

Mayre Verde Mez

訳 阿部 裕

宮崎伸一

 

湯浅 紋

張 磊,大西 守

 

皆川久仁子

 

丸谷俊之,西尾彰泰


「こころと文化」第18巻第2号
(2019年9月刊)

すべての人にこころの健康を

 ――メンタルヘルスギャップの克服に向けて

特集に向けて

第1部 すべての人にこころの健康を

 ――メンタルヘルスギャップの克服に向けて

これからのグローバル・メンタルヘルス

 ――国連での経験から

精神科強制入院と意思決定支援

 ――協働質的研究(co-production)にアジアで取り組んで

フィリピンの子どものメンタルヘルスケア

内戦後のカンボジア地域精神保健支援23 年で,できたこと,できなかったこと

第2部 カンボジアのメンタルヘルス支援

 ――カンボジアにおける地域精神保健包括ケア活動モデル作り
カンボジアのメンタルヘルス支援

 ――カンボジアにおける地域精神保健包括ケア活動モデル作り

  

 

カンボジア現地スタッフへの教育的支援活動と経験に関する考察

 ――精神看護・異文化看護の視点より

カンボジア地域精神保健国際協力の自立,持続への取り組み

 ――プロジェクトの評価と課題,長期支援終了に向けて

カンボジアにおける統合失調症患者と家族についての調査と支援

 

 

青木 勉

 

 

 

井筒 節,堤 敦朗

 

杉浦 寛奈

宇佐美政英

手林佳正,宮本 圭

 

 

 

青木 勉,手林佳正,野崎章子

丸谷俊之,篠原慶朗,青木利江子

宮本 圭,窪田 彰

 

野崎 章子

 

青木利江子,篠原慶朗

丸谷俊之


「こころと文化」第18巻第1号
(2019年2月刊)

多文化社会における心理領域の広がりと深まり

―― 公認心理師の国家資格の施行に向けて

特集にあたって:コントロール社会の時代の 公認心理師制度に抵抗するために

第1部 諸外国における心理士の歴史と現状

日本における公認心理師の役割と課題

アメリカの心理士の歴史と現状

フランスの心理士の歴史と現状

ブラジルにおける心理学の歴史と臨床心理士の現状

第2部 日本の多文化状況からみた公認心理師

日本の臨床の歴史と行方から公認心理師を考える

精神分析,psychothérapie institutionnelle等から見る,公認心理師の連携という
役割への違和感

公認心理師の人類学 ―― グローバル社会の国家資格について

多文化の医療現場における公認心理師の役割と課題

 

 

三脇康生

 

狩野武道,津川律子

森 真佐子

ニコラ・タジャン

中川郷子

 

大山泰宏

三脇康生

東畑開人

阿部 裕,長澤想宇


「こころと文化」第17巻第2号
(2018年9月刊)

東洋の英知と西洋的精神医学の接点

特集にあたって

「東洋的」精神療法の医療人類学

 ― 神田橋臨床のエスノグラフィー試論

事実の知り方と回復すること
― 森田療法の立場から

日本的な心理特性とマックス・ヴェーバー理論の対話

日本におけるヒブノセラピー

 ― 催眠術と民間精神療法の近現代

共創の時狭間(ときはざま)

 ― 素の時間、二人称の時間、E系列の時間

文化を掘り下げる

 ― 土居健郎の著作を再読する

原著論文:

今日の在日コリアン子弟の母文化継承に関する一考察

 ― 親子関係に着目して

 

中村 敬

北中淳子

 

 

北西憲二

長山恵一

 

ヤニス・ガイタニディス

 

野村直樹

 

江口重幸

 

 

尹 成秀


「こころと文化」第17巻第1号
(2018年2月刊)

海外在留邦人の生活ストレス要因 〜ストレスチェック海外版作成に向けて

特集にあたって

アフリカでの生活ストレス要因と精神医療事情

 ― マダカスカル、ベナンでの生活体験と医療情報を中心に

アフリカの南端から
― 南アフリカ共和国における日本人の文化適応

海外勤務に伴うストレス要因

 ― アメリカ、セネガル、サウジアラビア、ブラジルに勤務して思うこと

シンガポールでの邦人治療とメンタルヘルスの課題

ジャカルタでの生活ストレス要因 ― 2017年

大洋州島嶼国における勤務・生活ストレス要因

 ― パプアニューギニアを中心に

かつて「東欧」と呼ばれたチェコに暮らして

 ― 海外勤務者の生活ストレス要因について考える

原著論文:

森田療法とAcceptance and Commitment Therapy(ACT)の完成に与えた文化的影響

 

鈴木 満

吉川 潔

 

 

鎌田鮎子

 

原田信治

吉国泰代

久津沢りか

 

吉田常孝

 

嶋崎恵子

 

館野 歩


「こころと文化」第16巻第2号
(2017年9月刊)

高齢者が生きる時代 〜 明日の終末期ケアを考える

特集にあたって

第1部 高齢者の終末期ケアの現場・誰のための医療かを再考する

急性期病院に入院した高齢者に対する通院支援

 ― 「ときどき入院、ほぼ在宅」に向けて

在宅エンド・オブ・ライフケアを精神科サービスモデルに位置づける
― 「GPー精神科医ー多職種訪問チームモデル」とその展開

高齢者の終末期ケア

 ― 療養型病院の役割(進藤彦二、古川健太郎、桂川修一)

精神科病院における長期療養にて高齢化した患者の終末期

(人生最終段階における医療)のケアの考察

第2部 高齢化社会のなかで終末期ケアの理想を追求する

生活障害へのケアを受けた認知症高齢者に関する終末期の病みの軌跡の検討

 ― 「口から食べること」に焦点を当てて

 

 

中国伝統医学の「移精変気の法」を終末期マネジメントに活かす

 ― 中国・上海からのレポート

桂川修一

 

 

桂川修一

 

北田志郎

 

 

 

吉田恵子

 

 

高橋眞理奈、諏訪さゆり

松浦美知代、島村敦子

辻村真由子

 

本橋京子


「こころと文化」第16巻第1号
(2017年2月刊)

 

日本から発信するこころのグローバル化と多文化間精神医学

特集にあたって

第1部 グローバル化の理論

グローバル化に伴う文化を取り巻く様相と課題 − 国際教育の視点から −

21世紀における道徳心理学の発展を概括する − その異文化適応理論への影響を考察 −

「こころのグローバル化」とコミュニティ心理学にみる「文化の多様性」

領域を超えて、トラウマを耕す

 

第2部 グローバル化の実践

移民・難民とこころのグローバル化 − 移住国際結婚家族の場合 −

こころのグローバル化 − 外来精神医療の視点から −

東日本大震災における国際連携支援とコミュニティ再生

− グループ表現セラピーと語りにおける心的外傷後成長(PTG) −

 

井上孝代

 

山西優二

水野修次郎

笹尾敏明

宮地尚子

菊池美名子

 

鈴木一代

阿部 裕

湯浅 紋

井上孝代

いとうたけひこ

エイタン・オレン


「こころと文化」第15巻第2号
(2016年9月刊)

理論生成における臨床家のゴール、研究者のゴールとは

特集にあたって

第1部 理論生成における臨床家のゴール、研究者のゴールとは

座談会「理論生成における臨床家のゴール、研究者のゴールとは」

 

第2部 臨床観察と理論生成

精神医学における理念型の役割

摂食障害の発症、経過と治療における「本人の関与」

「臨床実践と理論生成の今」

 −「ひきこもり」の臨床実践と、理論生成を通して

 

第3部 現象理解と理論生成

精神科薬物療法と自己

 −「脳と自己の分離」の検討

越境する文化と身体記憶

 −ベトナム系住民女性の出産のナラティブから

 

鵜川 晃

 

 

 

 

古茶大樹

西園マーハ文

 

古橋忠晃

 

 

 

櫛原克哉

 

鵜川 晃、野田文隆


「こころと文化」第15巻第1号
(2016年2月刊)

病のレジリアンスの経験から文化を考える

第1部 ミクロな病のレジリアンスの経験から文化を考える

病のレジリアンスの経験から文化を考える

現代文化における症状とレジリアンス

宮古島(オトーリ)神話からアルコール依存症へ

 ― 飲酒をめぐるあるEthnopsychoterapieの試み

レジリアンスと地域文化精神医学

第1部 マクロな文化のレジリアンスの経験から病いを考える

後半部総論「文化の中のレジリアンスから病を考える」

戦争経験を表象・象徴化する地方社会

 ― インドネシア西カリマンタン州に見るレジリアンス

福島県相双地区の文化と原子力発電所事故

動詞を開放する技法

原著論文:

ラテンアメリカ系ニューカマーである母親の日本への適応過程

児童養護施設の外国にルーツのある子どものトラウマ症状に関する研究

 ― 海外在住経験のあるこどもの文化移行プロセスと主観的経験との関係に

   注目して

 

 

大塚公一郎

河野一紀

 

西依 康

大槻康義

 

三脇康生

 

富田 暁

堀 有伸

上山和樹

 

大友 健、飯田順子

鈴木ゆみ


「こころと文化」第14巻第2号
(2015年9月刊)

経済連携協定(EPA)制度を通してみた日本とアジアの看護

特集にあたって

日比経済連携協定をめぐる外国人看護師の受入れ

―― 送出し国・受入れ国における看護協会の「欲求」の分析を中心に

インドネシア人看護師を受け入れた医療機関の立場から

笑顔で働くために私が学んだこと

―― インドネシア人看護師としての立場から

 

看護師国家試験模擬試験調査を通してみたフィリピン、インドネシタ、ベトナム

および日本の看護の違い

 

ドイツにおける外国人看護師の受入れ

―― 「トリプル・ウィン・プロジェクト」の事例を中心に

カナダにおける移民看護師の受入れ施策

―― マニトバ州の官民の取り組みを中心に

二国間経済連携協定に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の来日前日
日本語予備教育の効果

―― 第4陣と第5陣の比較を中心に

 

原著論文:

HIV感染の治療過程で自殺意図を繰り返した在日外国人

―― チーム医療における多文化間カウンセラーの役割をめぐって

飯田敏晴、井上孝代、貫井裕子、高橋卓巳、今井公文、伊藤 紅
山田由紀、青木孝弘、岡 慎一

在日コリアンにおける精神障害と社会環境的要因

―― ある在日2世のライフヒストリーから

 

川口貞観

 

平野裕子

長野裕子

 

エリサベッ・
クルニアワティ・ナルー

 

川口貞観

 

 

マリオ・アイバン・ロペズ

大野 俊

大野 俊

 

 

スシアナ・ヌグラハ

平野裕子

 

 

 

 

 

 

井沢泰樹 金 泰泳


「こころと文化」第14巻第1号
(2015年2月刊)

私はなぜ多文化間精神医学者になったか? その2

特集にあたって

多文化間精神医学と貝殻

―― 私はなぜ多文化間精神医学者になったのか

文化を臨床の中心に据えるために・再論

多文化圏を漂流した43年

移動の原動力は、境を跨ぎ人を繋ぐこと

多文化間精神医学をめぐる人びとの出会い

辺境、土着の中の普遍を目指して

文化精神医学を学ぶということ

 

原著論文:

在日中国人留学生における異文化適応と青年期分離固体化

 

野田文隆

 

秋山 剛

江口重幸

宮西照夫

鈴木 満

桂川修一

山本和儀

野口正行

 

 

陳 昊、角田京子


「こころと文化」第13巻第2号(2014年9月刊)

文化精神医学再考

特集にあたって

第1部 多文化臨床医おける「文化」を再考する

がん患者・家族・医療者の関係性における「文化」

―― 緩和ケアチームでの心理臨床からの考察

産業の場で働くカウンセラーと文化

精神障碍者文化とソーシャルワーカーの課題

―― 就労支援を通して

多文化精神科クリニックでソーシャルワーカーに求められるもの

第2部 文化精神医学再考

統合失調症と文化

脳・文化・無意識

―― ミクログリア仮説から鑑みたエディプスコンプレックスの発生論(試論)

現象学的精神病理学は文化を論じることができるのだろうか

レイシズムの中の居心地悪さ

―― 「行動する保守」にみられる享楽の病理

多文化間精神医学の未来

―― 「文化」という概念を巡って

原著論文:

マヤ先住民の伝統医の今日的意義に関する一考察
―― メンタルケアの観点で30年間を振り返って

 

北中淳子

 

田村雄志

 

村上裕子

 

三木良子

篠原慶朗

 

栗原稔之

 

加藤隆弘

野間俊一

 

松本卓也

 

野口正行

 

山本 朗、坂口守男 、
宮西照夫


「こころと文化」第13巻第1号(2014年2月刊)

コミュニティケアと多文化間精神医学
特集にあたって

伝統医学と多文化間精神医学を在宅医療に応用することの可能性

経 営マネジメントに学ぶ
「どうしてホームレス者が屋根を望まないのに屋根を作るのか」
―ニーズの把握を見誤れば支援は失敗する

〈agio〉のある環境
―イタリアの精神医療における〈生態学的転回〉について

医療人類学のフィールドとしてのコミュニティケア

報告: ミャンマー連邦共和国の精神科医療事情

書評:
ジュリア・クリステヴァ著 松葉祥一 井形美代子 植本雅治訳
『メラニー・クライン・苦痛と創造性の母親殺し』

石河久美子著 『多文化ソーシャルワークの理論と実践』

原著論文:

文化の中の心理療法
―― 治療者‐クライエント間の抵抗と交渉

 

野口正行

北田志郎

森川すいめい

 

 

松嶋 健

野口正行

 

勝田吉彰

 

大塚公一郎

 

三木良子

 

東畑開人


「こころと文化」第12巻第2号(2013年9月刊)

多文化間精神医学会20年の歩み:思えは遥かに

特集にあたって

1990年代を振り返って

2000年代を振り返って

 

報告:
在外邦人の精神医学的危機介入 − ニューヨークでの体験を通して

 

書評:
加藤 敏著 「職場結合性うつ病」

 

野田文隆

阿部 裕、他

野田文隆、他

 

 

吾妻 壮,鈴木 満,
井上洋一,武田雅俊

 

阿部 裕


「こころと文化」第12巻第1号(2013年2月刊)

時間と臨床;「生」のかたちへの問いかけ

特集にあたって

物理の時間,生命の時間

生 物の時間学
― 体内時計と現代生活環境

和医療における時間
― 患者時計

佛教で説かれる時間

ビジュアル・ナラティヴと時空間

たよりない時間
― アール・ブリュットの制作現場から

 

野村直樹

橋元淳一郎

明石 真

 

岸本寛史

能勢隆之

やまだようこ

 

藤原みどり


「こころと文化」第11巻第2号(2012年9月刊)

しごとと文化; 変容するワーク・ライフ・バランス

特集にあたって

ワ ーク・ライフ・バランス
― 男性のチャレンジこそ

「働きすぎの文化」
― 嗜癖の文化・現代社会

ワーク・ライフ・バランスの良い働き文化

日本の職場風土と外国人高度人材のキャリア

 

鈴木 満

夏目 誠

 

細見 潤

 

金井篤子

塚風T子


「こころと文化」第11巻第1号(2012年2月刊)

私はなぜ多文化間の心の問題に取り組むことになったのか?

特集にあたって

多文化ソーシャルワークへの軌跡

多文化カウンセリングとコミュニティのクロスロード
─ RESPECTFULカウンセリング/心理療法と マクロ・カウンセリングの考え方

異文化との出会いと多文化間メンタルヘルス

周縁に生きることの意味
─ 1つのライフ・ヒストリー

運命と偶然と決断

異文化接触を通しての学びの促進をめざして
─ 自分との対話を軸に

私と多文化間精神医学
─ 一社会学者会員のこれまでとこれから

[小特集]私の日本体験

「私の日本体験」によせて

東日本大震災を経験して

日本語ゼロから日本人に

 

手塚千鶴子・井上孝代

石河久美子

井上孝代

 

江川 緑

倉地曉美

 

田中ネリ

手塚千鶴子

 

平野裕子

 

 

野田文隆

ルーク・ハップル

碓井彩羅


「こころと文化」第10巻第2号(2011年8月刊)

私はなぜ多文化間精神医学者になったか?

多文化間精神医学と私

多文化間精神医学と私の歩んだ道

マイノリティの精神医学を目指して

多文化間精神医学への道

多文化間精神医学に魅せられて
― あの情熱は、今

戦争・境界の軌跡・臨床の語学
― 精神医学と医療人類学との遭遇

多文化間精神医学から産業精神医学へ

または産業精神医学から多文化間精神医学へ

 

西園昌久

新福尚隆

野田文隆

阿部 裕

 

大西 守

 

下地明友

 


「こころと文化」第10巻第1号(2011年2月刊)

レジリアンスの文化

特集にあたって

レジリアンス・病い・文化
―レジリアンスの医療人類学

移民の子どものレジリアンス
―フランスにおける精神医療を中心に

文化の諸相とレジリアンス

戦争トラウマの語りとレジリアンス

家族・個人のレジリアンス(高い靭性)とナチスの健康医学
―ハンブルガーとアスペルガーによる教訓

 

大塚公一郎

下地明友

 

大島一成・阿部又一郎

 

大塚公一郎

三脇康生・中尾知代

石川 元


「こころと文化」第9巻第2号(2010年9月刊)

多文化間精神医学のブレイクスルー

特集にあたって

障害者の新しいモデルストーリーの誕生
―福祉のマスターナラティブを突き動かす文化

地域精神医療は多文化間精神医学に寄与しうるか
―アウトリーチ型支援の実践から

看護は文化にどう取り組んできたか
―異文化看護・精神看護の立場から

文化精神医学の役割
―個人的覚え書き

 

江口重幸

野田文隆

 

野口正行

 

野撫ヘ子・岩楓生・

大塚公一郎

江口重幸


「こころと文化」第9巻第1号(2010年2月刊)

文化を跨ぐ子育て協働支援;子どもの障害と発達の可能性を 見逃さぬために

海外在留邦人子女と在日外国人子女に母語による発達検診を 海外邦人子弟の発達障害支援する
― ジャカルタにおける発達相談から

ニューヨークでの邦人子弟発達相談から
海外の教育現場における発達障害の子どもたち
― With Kidsへの相談事例から

在日ブラジル人コミュニティにおける子どもの発達課題と心理支援

在外日本人学校での特別支援教育 ・・・ 杣本和也

海外在留邦人の子育て支援としての情報提供
― Group Withの活動経験から

 

 

鈴木 満,井上孝代

広瀬宏之,バーンズ亀山静子,

森 真佐子

 

竹田希美子,嶋崎恵子,

鈴木美代子, 工藤公子

岩木エリーザ, 井上孝代

諏訪美草,阿部恵美子,

櫻木和子,松井智子


「こころと文化」第8巻第2号(2009年9月刊)

在庫なし

文化を翻訳する

特集にあたって

文化を翻訳する=他者を理解する
―意味の問題をめぐって

精神医療における医療通訳

文化・こころを通訳すること
―その妙味と困難

カナダの法廷・医療・コミュニティー通訳について

翻訳を検証する
―バイアスと翻訳の等価性

「文化の翻訳」に資格はいらない
―制度的通訳と文化人類学 

阿部 裕

田中茂範

押味貴之

平野加奈江

ハンコック芳枝

田崎勝也

池田光穂


「こころと文化」第8巻第1号(2009年2月刊)

高齢者が生きる時代;多文化間における老年心性と医療事情を探る

特集にあたって

歴史のなかの長寿観
―貝原益軒とジョナサン・スウィフト

素質と文化的環境因
―神経科学の見地から

高齢者のための薬物療法
―多文化間で理解に違いがあるか

ヨーロッパの高齢者と医療事情

アメリカの高齢者と医療事情

日本南北の高齢者と医療事情
―沖縄
―北海道

中山和彦

松下正明

阪井一雄,前田 潔

諸川由実代,酒井 隆

高木博敬

角 徳文

西村 浩

城間清剛

中野倫仁


「こころと文化」第7巻第2号(2008年9月刊)

文化を理解する能力(cultural competence)の教育とはどうあるべきか

特集にあたって

精神科にかかる患者のアセスメントと治療における文を理解し対処する能力(cultural competence)

自己省察と自己表現をうながす教育の試み
―文化人類学からの多文化医療教育

ソーシャルワーク教育におけるカルチュラル・コンピテンス

―教育機関と地域の現状から文化を理解する能力をいかに育むか 
―多文化間教育の立場から
Multicultural Counseling Competencies       
―北米のカウンセリング心理学の立場からのmulticultural Competencies

多文化カウンセリング能力における態度の役割

野田文隆,井上孝代

 

ロバート・コーン,ロナルド・ウィントロブ

道信良子


石河久美子

倉地曉美

葛西真記子


南 昌廣


「こころと文化」第7巻第1号(2008年2月刊)

在庫なし

地球をめぐる治療文化;

文化・制度・精神科医療の変容

特集にあたって

 

脱施設化以降のアメリカ合衆国の精神医療
―その変遷と社会文化的背景

フランコ・バザーリアと「文化」
―イタリアにおける脱制度化と民族精神医

 

分岐点に立つフランスの精神医療
―「制度を使った精神療法」と「セクター制度」は通底しているはずである

社会批評としての音楽療法
―ノルウェーに生まれた「文化中心音楽療法」をめぐって

マヤ社会におけるトラウマを癒す伝統的システムの崩壊とPTSD

 

特別機構:ナラティブは医師を救えるか
― NBMが向かうもうひとつの先

 















後藤道子,野村直樹


「こころと文化」第6巻第2号(2007年9月刊)

多文化研究の多様性

特集にあたって

多文化間精神医学的研究における社会調査
―質的研究法と量的研究法を折衷する

フィールドワークという学びの実践
―多文化間精神医学への貢献

医療化のエスノグラフィー
―北米・医療人類学の最近の研究から

現象学的解釈学による研究方法

多国間・多施設間共同研究

 

特別寄稿:

在バンコク邦人の精神保健と文化変容
―駐在員配偶者を中心とした一考察

 

ミクロコンテクストとハビトゥスからみた摂食障害
―シンガポールにおける摂食障害のエスノグラフィーを通して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井村 倫子

 

 

 

磯野 真穂

「こころと文化」第6巻第1号(2007年2月刊)

文化を超えるアイデンティティ ; 課題と可能性

特集にあたって

1)ひとが「文化」に直面するとき

2)望郷志向の文化
―日本人のアイデンティティを探る

3)海外で日本語を学ぶ日本の子どもたちのアイデンティティ
―ある日本語学校の取り組みから

4)<出会い>と<まよい>への意志 
―障害をもつこと,もたないこと

5)ある留学生のアイデンティティの軌跡
―第三の文化との接触がもたらすもの

 

特別寄稿:古代文明発祥の地で学んだ伝統医学とプライマリ・ケア
―中医学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美甘克明


第5巻第2号(2006年10月刊)

神経科学が多文化間精神医学に語りかけるもの

1)環境適応の神経生物学的基盤
―神経可塑性と文化

2)行動を司る遺伝子と環境
―文化精神医学の行動遺伝学的視点

3)精神科薬物療法と文化

4)神経科学的方法論と文化

5)睡眠と文化
―睡眠研究の社会心理学的背景

6)こころの継承

 

特別寄稿:

不十分な異文化適応を背景として事例化した1青年例
―頻回の海外移住とアイデンティティ形成の関係を中心に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近藤 州,大塚 一郎,加藤 敏

第5巻第1号(2006年2月刊)

多文化社会におけるこころとコミュニティ

1)特集にあたって

2)共生を阻んできた歴史
―こころと歴史・文化・社会

3)共生を阻まれてきた人びとのこころの問題とその予防

4)在日外国人のヘルプシーキング
―研究の現状と今後へ向けて

5)異文化間ソーシャルワーク
―こころと地域コミュニティ

6)文化移行を伴う生徒の予防的共働的援助
―こころと学校コミュニティ

 

特別寄稿

「治療文化」を再考する      
―文化・身体・アイデンティティ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江口重幸

第4巻第2号
2005年10月刊

エスノグラフィーの実践;医学・医療における医療人類学の可能性

1)マイノリティ・精神科リハビリテーション・エンパワーメント
―多様なリアリティを描く道

2)エスノグラフィーを頼りに,リアリティの森を散策する

3)新生児ケアからみるエスノグラフィーの先

4)専門的知を開くツールとしてのエスノグラフィー

5)エスノグラフィーの知をめぐって
―マリノフスキーと他者性の認識

6)国際保健と医史学のトリロジー
―疫学・医療人類学・政治経済学

7)国際保健における医療人類学の役割と課題

8)エスノグラフィーとリアリティ
―「まとめ」にかえて

 

第4巻第1号

2005年2月刊

日韓両国の若い精神科医のための合同研修会からみた両国の文化

1)日韓両国の若い精神科医のための合同研修会
―その目的と実績,とくに文化的関心について

2)韓国文化におけるジョン(情)とハン(恨)

3)森田療法と韓国の精神文化

4)日本と韓国の狭間で
―日韓両国の若い精神科医のための合同研修会と韓国留学体験を通じて

5)合同研修会体験
―日本から参加して

6)「韓日両国の若い精神科医のための合同研修会」に参加して

 

特別寄稿:文化と精神医学

症例報告:単身での外国滞在が回復の契機

となった摂食障害の6例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金 光日

高宮静男,清田直俊,佐藤倫明,

白川敦子,植本雅治

第3巻第2号

2004年9月号

在庫なし

ジェンダー・暴力・身体

1)特集にあたって

2)発達障害とジェンダー
-脳性麻痺概念をめぐって

3)本性からの分離と回帰による癒し

4)性的暴力とジェンダー

5)「慰安婦」被害者との格闘からみえてきたもの

6)ある一日
-ジェンダー・暴力・身体

 

研究論文:仙台四郎(シロ馬鹿)
-ルネッサンス期の"Fool"の概念をとおして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菅原道哉,高橋克昌,桂川 修一

第3巻1号

2004年2月号

在庫なし

多文化こころの支援システムの協働

1)特集にあたって

2)NGOからみた難民のこころの問題

3)外国人のこころの支援に対する国際交流協会の活動
-NPOと公的機関の間に位置する事業として

4)東京英語いのちの電話における外国人のこころの問題と対応

5)クリニックにおける外国人のこころの支援 

6)外国人の精神科救急 
-出入国時のたたかい

 

研究論文:「対人恐怖」概念の変容と文化拘束性に関する一考察
-社会恐怖(社会不安障害)との比較において

調査報告:韓国における脱北者(北朝鮮難民)の適応問題と支援

調査報告:日系ブラジル人生徒のメンタルヘルスに関する研究
-異文化要因の影響からみた学校生活適応における

リスクファクターについて

 

2巻2号

2003年9月号

在庫なし

プロジェクトとしての海外邦人へのメンタルヘルス・ケア

1)特集にあたって

2)邦人援護としての海外邦人へのメンタルヘルス・ケア
-こころのサポート

3)海外邦人へのトラウマケアの現場

4)テロ勃発時の危機管理とメンタルヘルス・ケア
-ニューヨークテロ事件を中心に

5)海外邦人のメンタルヘルスケアにおける邦人精神保健専門家の役割

6)在外公館でのメンタルヘルス・ケア
-在外公館および邦人援護担当領事へのアンケート調査より

7)東京に住むアメリカ人のメンタルヘルス・ケア

 

調査報告:在日ラテンアメリカ人の滞在長期化と帰国の動向
-神奈川県で実施したアンケート調査を通して


第2巻1号

2003年2月号

在庫なし

教・風土・治療

1)特集にあたって

2)精神障害克服の物語の生成される場
-「主の十字架クリスチャンセンター」と「べてるの家」の事例から

3)旅する憑依霊
-ケニア海岸部における精霊憑依ペーポについて

4)岩倉は「日本のゲール」か
-精神科家庭看護(Familienpflege)の認識論

5)カンボジアにおける伝統仏教がはたしている治療援助機能 
-21寺院の調査から

6)「経験に遠い差異」としての「省察的宗教」
-非日系ブラジル人の世界救世教の需要をめぐって

 

特別寄稿:人類学と精神医学
-もうひとつのアプローチ

ローランド・リトルウッド/翻訳・解説:橋本有滋

症例報告:国際結婚した沖縄県人女性の精神障害の治療経験

 

第1巻2号

2002年9月号

在庫なし

文化と精神療法

1)文化と精神療法

2)文化と精神分析療法                  

3)文化と森田療法
-比較精神療法の立場から

4)内観療法とその風土
-吉本伊信の天性の生涯と救済の思想の実現

5)文化と伝統療法
-医療人類学的視点から

 

研究論文:海外在留邦人の精神保健
-ホーチミン,デュッセルドルフにおける男性勤労者の

精神保健度と環境因

症例報告:ひきこもりからの脱却過程で四国遍路の旅に出た一例
-森田療法退院後の経験

短報:アフリカにおける伝統的医療の現状と問題点
-伝統的治療師の交流会(ダカール)に参加して

  

第1巻1号

2002年4月号

在庫なし

新ミレニアムにおける多文化間精神医学

1) これからのわが国における多文化間精神医学のあり方
-こころと文化の探求を目指して−

2) 心理学と多文化間精神医学の協働
-マクロ・カウンセリングの考え方から−

3) 教育学と多文化間精神医学とのコラボレーション

4) ソーシャルワークと多文化間精神医学の協働

 

特別寄稿:文化精神医学の将来
-国際的な視点から

ローレンスカーマイヤー、ハリー・ミナス/翻訳:北中淳子

研究論文:「言説の学」としての多文化間精神医学
-「データの学」との対比における

症例報告:来日早期にうつ病に至った留学生の症例報告
-医療と教育の連携による奏効例

資  料:カンボディア王国における精神保健の現状報告 

 

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